こんにちは、チョコ(@tsutaeru_toyama)です。
今日は、富山市上本町にある「PUR(ピュール)」さんへ行ってきました。

(2025/12/11現在の情報です)
- 富山・北陸の食材を主役にしたフレンチが味わえるお店
- ランチ・ディナー共に完全予約制
- 予約は、InstagramのDMまたは電話で受付されています
- ミシュランガイド北陸2021特別版でミシュランプレート獲得
チョコ今回は、夫の誕生日の
お祝いランチでの訪問でした◎
店内の様子


グレーを基調とした、落ち着きのある大人っぽい空間。
ほんのりカジュアルな雰囲気なのは「肩肘張らず、気軽に料理を楽しんでほしい」というシェフの思いが込められているから
厨房との距離も近く、シェフの細やかな手仕事を見ることができるのも魅力のひとつ。
席数は8席で、すべてテーブル席。
団体の場合は最大12席まで対応可能とのこと。




シェフの経歴と想い
シェフはフランスとベルギーで約3年、大阪・リッツカールトン内の名店「ラ・ベ」で8年経験を積まれたほか、これまでにもさまざまなお店で研鑽を重ねてこられた方。
ただし、そうした経歴をあまり前面には出さず、まずは実際にお店に足を運び、料理そのものを楽しんでほしいという思いをお話しされていました。
富山をはじめ北陸には、世界でも稀に見る豊富な食材があり、それらをいろいろな切り口で提供することをテーマにお料理を作られています。



その食材を一皿の料理として
昇華させるシェフは、
本当にすごいです!



お話を聞き、改めて
富山を誇らしく思いました
グラスやカトラリー、食器に至るまで、ひとつひとつ こだわって選ばれています。
このあたりは、実際にお話を聞くほうが何倍も楽しいと思います




いろんなお話を聞かせていただけて光栄でした!
メニュー
ランチ
- 5皿(税込6,600円)(平日のみ)
- 6皿(税込7,700円)
- 7皿(税込9,900円)
ディナー
税込11,000円 /12,100円/15,400円
の3コース



ドリンクメニューも
ノンアル/アルコールが
豊富でしたよ!
今回いただいたもの
さて、ここからはいただいたものを紹介します
今回、私たちは7皿(税込9900円)を選択しました。
食器は、北陸・岐阜のものを使用。
とても素敵なので、ぜひそちらにも注目してみてください。
アミューズ 白子


最初の一皿は、真鱈の白子が主役。
低温でしっとり火入れした白子を、表面だけ さっと炙られています。
白子のなめらかなクリーミーさと、玉ねぎの甘みがやさしく広がりました!
この一皿に、能登島産 玉ねぎや富山産にんじん、能登島 芽セロリ、魚津産 加積りんごなどを使用されています。


※予約時に苦手な食材を伝えてあるので、夫の分は白子ではなくアオリイカを使った一皿にチェンジ
新湊 アラ


一週間 熟成させ旨味を引き出したアラを、軽く炙った見た目も華やかな一皿。
下には、ポレンタ(とうもろこし粉を炊いて作る、イタリアの定番料理)が敷かれ、表面は香ばしく仕上げられています。
能登島産のナスや わさび菜、水菜のサラダが添えられています。
様々なソースが散らしてあり、一口ごとに味が変わって食感の重なりを楽しめました
岩瀬 バイ貝


低温でしっとり火を通したバイ貝に くるみの香ばしさを重ねた、とても美しい一皿。
生のアスパラガスやトレビスのサラダを添えられていて、シャドークイーン(紫のじゃがいも)で作ったチップスが花のように盛り付けされています。
土台には、能登島産きたあかり(じゃがいも)が。
お芋のトロトロ感とバイ貝のコリコリ感が合わさって絶品でした~!
魚津 本ズワイガニ


生きたまま蒸し、軽く焼いて香ばしさを加えたズワイガニ。
富山県産の菊芋のソースの上に、ほぐされたカニと富山県産の落花生、ケールや野草が重なります。
八尾産蕎麦粉で作られたクレープをカリカリにしたものが散らされていて、混ぜながらいただく一皿。
色合いもとても素敵です


添えてある蕎麦クレープ生地で
包んで食べると、これまた絶品でした~!
ここでクイズ
こちら、なんだと思いますか?


実は、パンなんです!
思わず見入ってしまうほど多彩なパンたち。
細長いグリッシーニ(イタリア・トリノ発祥の細長いスティック状のパン)は3種類。
全粒粉、黒ゴマ、八尾産クワ入り。
それぞれ香りが違い、噛むたびに風味が広がります!
さらに、小さい丸いパンと八尾産エゴマの種を挟んだパン、富山市の古代米を使ったチップも。



毎日摘まみたくなる
美味しさでした!
岩瀬 キジエビ


生でマリネしたキジエビ、殻と味噌のチップ、エビ・スパイス・ハーブの冷たいコンソメのゼリー。
エビの旨味を あらゆる形で味わえる冷前菜!
能登島産バターナッツスクワッシュ(かぼちゃ)を冷製スープ(ヴルーテ)に。
仕上げに、黒部のヤギの乳から作られたヨーグルトが、ラテアートのように描かれていました
能登産そうめんかぼちゃや生のカリフラワーの歯ごたえが良いアクセント。
まろやかで絶品でした!
パン&バター


ほかほかのパンの傍には、氷見産原木椎茸を混ぜた発酵バター。
岩瀬で採れた白エビとイタリアのトリュフを丸ごとオイルにし パウダー状になったものも。
バターが超絶美味しくて、最後まで使い切りました…。
あんなに旨味のあるバターは人生初だと思います。



ついつい、お肉料理が来る前に食べ切ってしまい…
妻に少しもらいました(笑)
魚料理 新湊のサワラ


脂の のったサワラを、低温でじっくり火入れされた一品。
ちりめんキャベツや黒キャベツ、紫キャベツ・白菜が彩りを添えています。
皮目だけを香ばしく焼き、しっとりとした身が印象的でした。
飲み込むのがもったいない美味しさでした…!
和牛 ウチモモ


旨味の強いウチモモを、高温で休ませながらじっくり調理された一品。
能登島産 紫サツマイモやデストロイヤー(じゃがいも)、金時草、富山県産ささげ(豆)も添えられ、土地の恵みを感じる構成。
噛むほどに、肉の味がじんわり広がります…!
永遠に味わっていたいほど美味でした
八尾 きな粉


してくださいました!
締めのデザートは、八尾産きな粉が主役。
醤油と豆腐を合わせたムース、呉羽梨のコンポート(生姜とハイビスカスで炊いた一品)、ノンアルコールスパークリングのゼリー。
どれも初めて経験するものばかりで、美味しい&楽しかったです!



炭酸をしっかり感じられる
ゼリーは初めてでした!
………
北陸では、こんなにも多彩な野菜が採られていたことを知ることができました。
さまざまな食材を、さまざまな形で味わえる、本当に贅沢な時間。
また絶対に行きたいです。
ごちそうさまでした~!
まとめ・営業情報
PUR(ピュール)さんでは、
- 北陸の食材がシェフの手で生まれ変わる、唯一無二のフレンチ
- 大切な日にぴったり
- リラックスしながら食事ができる
かなり おすすめ!
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ここまで見てくださってありがとうございました。
Instagramのフォローもぜひよろしくお願いします。@tsutaeru_toyama
〒930-0057
富山県富山市上本町8-7
076-400-8284
営業時間
11:30~15:00
18:00~23:00
定休日不定休
Instagram@restaurantgastronomique.pur
駐車場情報
専用駐車場はありません。
近隣のコインパーキングを利用してください。


















